インターンシップと就職活動
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就職活動に有利?

 現在、「就職活動に有利になるから」というような動機でインターンシップに応募する学生が多くいます。たしかに、インターンシップがきっかけになり、実際に就職活動時にインターンシップを受けた企業を受験して内定をもらったという実例を多く耳にすることがありますが、「インターンシップ」とは、はたして企業による学生の青田刈りなのでしょうか?

 実のところ、インターンシップは全く「内定」につながらないものであるということも、企業がインターンシップを行う目的が優秀な学生を早期に確保するための「青田刈り」であるということも言い切れません。確かに、インターンシップを人材発掘・確保の目的で行う企業も存在しますが、大部分の企業はインターンシップについて「内定とは別物」というように考えているといえるでしょう。
 インターンシップとはあくまでも「企業の就業体験を提供する試み」であり「学生が企業とのマッチングを考える場を提供している」というスタンスで実施されているのだといえるでしょう。

「インターンシップを行うと就職活動に有利になる」

 今日、言われ続けている「インターンシップを行うと就職活動に有利になる」という認識の根拠には「インターンシップの意義」と深く関わってくるといえます。そもそもインターンシップとは、アメリカなどで「学生に職場体験をさせ、社会に出てからも即戦力として十分通用するような力を身につけさせる」という目的で始められた制度でした。日本で行われているインターンシップもその理念を引き継いでいます。
 つまり、このような「学生が社会に出てから即戦力として通用するような力を身につける」という目的のために行われるインターンシップに参加した学生が、就職活動において社会経験が少ないインターンシップ経験のない学生よりも「企業が欲しがる」人材であることはいうまでもありません。「社会経験がある」ということは、社会経験がない学生との間に少なからず差異を発生させるということは必然であるといえるでしょう。
 ですが、インターンシップは参加するだけで実力が付くようなものではありません。あくまでも重要なのは「本人がどのような姿勢でインターンシップに臨むか」ということです。「より多くのことを知り、学ぼう」という姿勢をもってインターンシップに参加することは、後々に大きな価値を持つものであるといっても過言は無いでしょう。

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