陽気に熱弁する友達と気の抜けたコーラ

冷蔵庫で冷えた卵焼きと氷枕
「陽炎」について論文や本を書く事になったら、どのようなことを調べる?「音楽家」の由来や歴史とかかな。もしくは、一個人の考え方からくる意見だろうか。<ヘッダー>

ゆったりと口笛を吹くあの人と穴のあいた靴下

恐怖はいっぱいあるけれど、大海原が怖くて仕方ない。
しかも、沖縄やハワイなんかのクリアな海ではない。
もっと上を行くのが、駿河湾などの黒々とした海だ。
ついつい、右も左も水平線・・・なんて状況を想像して怖くなってしまう。
気分だけ味わってみたかったら、オープンウォーターという映画がベスト。
ダイビングで海に置いてけぼりの夫婦の、トークのみで話が進んでいく。
とりあえず、私には恐怖のストーリーだ。
本当にあり得る話なので、恐怖は大変伝わると思う。

陽気に自転車をこぐあの子とオレ
若いころにものすごく肥満体型だった時期に、絶対欠かせなかったのが、ハニートーストだ。
ピークの時は、夕飯の終わりに2枚くらい食べた記憶もある。
さらに並行して、フライドポテトに取りつかれてしまい巨大化の世界へワープだったあの頃の自分。
試したダイエットが、変なのばかりだ。
例を挙げると、スープダイエット。
これは2週間程同じレシピのスープしか口にしない食事だ。
出先にも水筒に作って持ち運んだという徹底さ。
次がこんにゃくを夕飯に置き換えるというダイエット。
それは、今は無謀。
その後、2年ほどで生活習慣を変えると、気付いたら元通りに。
とにかく時間をかけてするのが一番。

汗をたらして吠える彼と履きつぶした靴

オフィスで出会った女性がいる。
ちょっと風変わりな方で、トークの内容がいつも面白かった。
おまけに彼女は資格大好きだということ。
ベビーシッターの免許、クレーン免許、小型船舶の免許。
英検1級、総合旅行業務取扱主任者、元スッチー。
公認会計士までパスしていると聞いたような。
さすがにこれを幼馴染に話したら、君の聞き間違いもあり得ると思う、と言われたけれど。
彼女は、二まわり年上の部長と職場結婚で退職していった。

どしゃ降りの仏滅の深夜に微笑んで
アンパンマンは、小さな子に人気の番組だけれども、しかしとても攻撃的だと思う。
内容の終わりは、アンパンチといってぶん殴って話を終わりにするといった内容がたいそう多いように見える。
幼児にもとても悪い影響だと私は思ってしまう。
ばいきんまんとその他が、あまりいじわるをしていないときでも殴って話を終わらせる。
アンパンマンは、ばいきんまんとその他を見たら、やめろといいながらもう殴りかかっている。
わけを聞くわけでもない。
話をするわけでもない。
ただ、ぼこぼこにして解決するからいつになっても変わらず、毎回変わらない。
きっと原作は違うのだろうけど、テレビ向きにする必要があってそんなふうになっているのだろう。

騒がしく泳ぐ友人と壊れた自動販売機

ある難しい業務がやってきたとき「なんとかなる」などと思っていた社会人になりたての自分。
その時、私たち新米のみんなが「過ぎてしまったら大したことないよ」などと無責任に取り組んでいた。
そしたら指導官の先輩が注意したセリフが心に残っている。
「成功に向かって充分に日々を過ごしたからこそ、過ぎてしまえば成功するだけの話。
だから、このように甘く過ごしていて、たまたま業務が簡単だったという意味ではありません。
終わってしまえば単純だったといった本当の意味は、真逆です。
事前に真面目に勉強し準備を進めたからこそ能力が有り余って、仕事が円滑に進んだと言っています。
精一杯取り組む気になれましたか?
なめてないで早く取り組んでください。」
と言うセリフ。
その後、私は必死に取り組みしっかり仕事をすることができた。

自信を持って歌う姉ちゃんと季節はずれの雪
ある夏の昼。
少年は外で、蟻の行列が虫の死骸をせっせと運ぶところを注意深く観察していた。
アリ達は一所懸命に働いているのだが、虫の死骸ひとつでこんなにも大量のアリがいても、無駄なんじゃないかと、少年は疑問を抱いた。
少年は、蟻たちを泥で埋めたらどうなるだろう、という欲求にかられた。
でも、今日はじっくり観察し続けることにした。
とても暑い日なので、少年の汗は頬を伝い、ポタポタとアリの行列のそばに落ちた。

ゆったりと走る母さんと冷たい雨

暑い日に、沖縄本土へ仕事に出かけた。
この辺りはかなり暑い!
ゆとりのある上着の上から、スーツのジャケット。
汗だくになりすぎて、上の背広は滅茶苦茶に。
宿泊先にについて、仕方なくボディーシャンプーで洗った。
夜が明けてその上着はピーチの良い香りがした。
上着が汚くなるのではないかと気になったけれど、それでも洗った方が良いと心に決めていた。

怒って跳ねる妹と失くしたストラップ
このごろ、小説をほとんど読まなくなった。
20歳の頃は、毎日読んでいたけれど、近頃、仕事が忙しいし、時間をとりにくい。
もし時間があったとしても、ゆったりとした気持ちで好きな小説をじっくり読むという心になかなかなれないので、読んでいても楽しく感じにくい。
ただ、かなりはまる小説に10年ぶりに出会いたい。
村上春樹さんや村上龍さんの小説がものすごく好きなので、お二人が新人賞をとった群像文学新人賞が自分の好みのものがあるかと思って読んでみることが多いが、二人のようにがつんとくるものはなかなかない。
それでも、次の世代の光っている新人がいないかと気にかかるからまた読んでみたい。
けれど、純文学だからと無理やり難しい言葉を並べているけれど中身が伝わりにくいものも多いから残念だ。

騒がしく吠えるあの人と飛行機雲

学生の時、株の取引に好奇心をもっていて、購入しようかとおもったことがあるのだけれども、たいしたお金ももっていないので、買える銘柄は限られていたから、ほとんど魅力的ではなかった。
デイトレードにも関心があったけれども、しかし、汗水たらして得たお金があっさりと消えるのが恐怖で、買えなかった。
証券会社に口座は開いて、貯金から動かして入れて、パソコンのエンター一つだけで購入できる状態に準備までしたけれど、怖くて買えなかった。
汗水たらして、働いてためたお金だから、他人から見たら少ないお金でも少なくなるのは怖い。
しかし一回くらいは買ってみたい。

気持ち良さそうに歌う家族と季節はずれの雪
鹿児島市に引っ越してみて、墓前に毎日、菊をあげている人々が大勢なことに感嘆した。
少しお歳の方は、その日その日、墓所に菊をなさっていないと、周りの人の目が気になるらしい。
連日、弔花をなさっているから、月々のお花代も非常にばかにならないらしい。
連日、近辺の老齢の主婦の方は墓前に集まって菊をあげながら、語らいもしていて、霊前のどよんとした空気はなく、まるで、人の集まる公園のように明るい空気だ。

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