どんよりした金曜の午前は足を伸ばして

冷蔵庫で冷えた卵焼きと氷枕
「農家」を好きという人もいるだろうし、嫌いな人もいるだろう。無関心な人も。アナタにとって、「偶然」って、どうだろう?<ヘッダー>

息もつかさず泳ぐ兄弟と濡れたTシャツ

久しぶりの外での仕事の当日、初めて業務でお世話になったAさんは、大きな方だ。
一番初めに挨拶した際以降オーラがあり、個人的な会話はほとんど話す機会がなかった。
その時、何気なくAさんの袖をまくった腕を拝見して驚いた!
大きなパワーストーンブレスレットかなりの数つけられていたから。
思わず、天然石興味があるんですね!と出てしまったくらい。
するとAさんは得意げで、なおかつやさしい顔で、それぞれのストーンの由来を教えてくれた。

薄暗い水曜の夕方に昔を思い出す
明日香は、高校を卒業してすぐ打ち解けた親友だ。
明日香ちゃんの魅力的なところは、おおらかで細かい事はどうでもいいという寛大さ。
私が友達になってと話かけたそうだが、覚えていない。
一緒にいると、悩みなんかも小さくなるので、とってもほっとする。
シャープな印象でスレンダーなのに夜中にハンバーガーを注文しに行ったりするらしい。

天気の良い日曜の昼はお菓子作り

ずっと昔、なんとなく見た合作映画が、「ビフォアサンライズ」といって、日本でのタイトルは恋人までの距離というものだ。
母に、「名作だよ」と一押しだった合作映画だ。
旅の途中の列車の中で初めて会ったアメリカ人の、イーサン・ホーク演じるジェシーと、フランス人のセリーヌで、ほんの少しオーストリアのウィーンを旅するストーリー。
この話の構成の変わっているのは、特にこれといったパニックシーン、もしくは起承転結の点の部分が見えないところ。
会ったばかりという2人の主人公は、恋、それに、世間といったことについてひたむきに考えを述べる。
見た時は中学校2年生だった私は、まだまだ子どもで、なんとなく見た映画だった。
といいつつ、先日、たまたまDVDショップにて見つけて、これはあの時のと思い借りて、観賞したところ超心に響いた。
一番は、レコードショップで、ケイス・ブルームの曲を聞きながら視線を投げあってしまうシーン。
ジェシーとセリーヌの帰国の際、要は、別れ際、そこでラストを迎える。
見た時はわからなかったこのストーリー、期間をおいて観賞すると、すこし違う見方ができると思う。
とりあえず、2人がレコードショップで聞いていたALBUMを、アマゾンより探し、聞いている。

具合悪そうにダンスするあいつとよく冷えたビール
個人的に、嗜好や気になるものがあると思っているけれど、それをリサーチするのが好き。
友達に質問してみたところ、お金、スベスベのランジェリー恋人の事が好きで仕方ないとの事。
さらに、異性の血管の浮き出た手首。
それにロシア語のひびき。
自分には不明。
りんごアメ、素肌に直接薄手のニット、女っぽい香水、声の高い男性が好きだと、言ってみた。
まさに理解できないと言われた。
まさにこれが、フェチという部類だという。

一生懸命自転車をこぐ母さんと突風

いつもそんなことないのに、心が折れそうな精神に陥ってしまい、少しも楽しくなかった。
特定の理由はなく、ふとした拍子に悲観的になったり、現在までの出来事が無駄に思えたりした。
そんな時に、外での仕事ができた。
しかも有名な会場でのイベントごとで、結構立派な案件だった。
こんな感じでは良いとは言えないので我を忘れて真剣になっているうちにカラリと軽い気分になってきた。
思い返せばあの時、明るい時間帯に日差しを浴びたりしなかったんじゃないか。
明るい時間帯に活動するのも健康の一つかもしれないと思った。

陽気に叫ぶ先生とアスファルトの匂い
アパレル店員さんってなりたくないと思うのは自分だけだろうか。
出勤の度に、徹底的にコーディネイトしないといけない。
私なんて、外で仕事する時はスーツ着ればいいし、化粧もしてればOKとされる。
遊びに行くときは、自分で満足する格好で良いし、家で何かをするときはTシャツにジーンズでできる。
なので、きっと、服を売るなんて商売には、就けない。
服を買おうとしていると、店員さんがやってきて、服の説明やコーディネイトを教えてくれる。
私はどうしてもそれに緊張してしまい、買わずに逃げてしまうのだ。
こういった部分も、店員さんって大変と思う大きな理由の一つだ。

怒って走るあなたと季節はずれの雪

そんなに、ドラマは見ないほうだけど、ここ最近、それでも、生きていくを毎週見ている。
殺人犯側の家族と被害者側の両親と兄達が出会ってという話で、常識的にいって起こるはずがないストーリーだと思う。
殺された側の親兄弟と殺人犯側の両親と妹のどちらも悲しい内容が出されている。
内容の内容はとても暗いと思うが、しかし、映像の色づかいはきれいなようにされている。
花や自然の映像がものすごく多用されていて、牧歌的というのかきれいな映像がものすごく多く使われている。
この後、流れがどうなっていくのか想像がつかないけれど、ちょっとでも救いがある内容になっていたらいいなと思う。

のめり込んで叫ぶあいつと濡れたTシャツ
「絶対にこうで当然だ!」と、自身の価値観のみで周りを判断するのは悪ではない。
と言いたいけれど、世間には自我と言うものが人間の周囲にまとわりついてくる。
この事を考慮すれば、自信を持つのは良いけれど、あまり反論するのはどうなんだろう?と考える。
これも私の考えでしかないんだけれど。
暮らしにくい世の中になるかもしれない。

風の無い水曜の夜は料理を

村上春樹のストーリーがハマると、読書ファンの人々の評判を聞いて、手に取ったのがノルウェイの森だ。
この本は、海外でも大勢の人に読まれており、松山ケンイチさん主演での映画化もされた。
この人の話は、会話が面白く、どんどん読めてしまうところが好きだ。
直子と緑との狭間でゆれる、主人公のワタナベは、実際、生死のはざまでゆれているよう。
そのテーマを無視して読んでも2人の女性は魅力があると思った。
しかも、ハツミさんや永沢さんやレイコさんという人物が加わる。
登場人物のみんなが、魅力的で一風変わっていて陰の部分を持ちあわせている。
大分前に知った文庫本だが読み返そう!と思い、ページをめくったことが何度もある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
さすが村上春樹と思ったシーン。
そして、直子がちょっとだけうらやましくなった。

息絶え絶えで大声を出す父さんとあられ雲
小説家の江國香織の小説に登場する主役は、どこかアンニュイだ。
話に出せば、落下する夕方の華子。
あと、がらくたの柊子。
あとは、ウエハースの椅子の女性画家など。
江國さんの持っている部分を、極端に表現した形なのかもしれない。
最高にクレイジーだと思うのが、神様のボートの葉子だ。
奇跡的に迎えに来る可能性もある「あのひと」を待ち、高萩や今市に引っ越しをする。
あのひとを忘れることなく、再び会えると確信して。
挙句にはママは現実を生きていないと愛娘の草子に言われるが、彼女には全くピンとこない。
このシーンが、この小説の接待的にクレイジーな見せ場だ。
実際にウエハースの椅子にはあまり座りたくないけれど、神様のボートには乗ってもいい。
江國香織さんの書く、クレイジーだけど美しくてせつない主役が大好きだ。

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